住宅ローンの8大疾病保障って何？

8大疾病保障や全疾病保障付きの住宅ローンの必要性。無料の銀行も紹介

住宅ローンは20年、30年と長期にわたって支払い続けるものです。完済するまでの間に病気になる可能性もあり、8大疾病保障や全疾病保障付の住宅ローンが注目を集めています。

住宅ローンは加入時に団体信用保険に加入しますが、それ以外にも3大疾病や8大疾病保障、全疾病保障のついた住宅ローンも登場しています。団信に加え、全疾病保障付の住宅ローンにすることで、より安心して住宅を購入することができます。ここでは、まず8大疾病の基本的なこと、金融機関の疾病保障や保障料について詳しく説明します。

8大疾病保障の「8大疾病」とは？

8疾病保障つきの住宅ローンが人気があります。

・ がん
・ 脳卒中
・ 急性心筋梗塞
・ 高血圧
・ 糖尿病
・ 慢性心不全
・ 肝硬変
・ 慢性膵炎

上記の病気になったとき、住宅ローン残高に対して保障がつきます。これらの病気になったからといって、すぐにローン残高がゼロになるわけではありません。

保障される期間とローン残高が0円になるタイミング

就業不能状態になってから最長12ヶ月を限度としてローン残高上の毎月の返済分相当額が保障されます。就業不能状態になってから12ヶ月を経過した日の翌日まで就業不能状態が継続していた場合に、ローン残高相当額が保険金として金融機関に支払われ、ローン残高が0円になるという仕組みです。

疾病保障手数料はいくら？

これら8疾病保障に加入するためには、毎月いくらの費用がかかるのでしょうか？これも各銀行によって違いがあります。無料の銀行もあれば毎月の金利に+0.2～0.3%の利率が上乗せされます。利率が高くなる8疾病保障の方が、がんになった時点ですぐにローン残高がゼロになると条件が緩くなっています。将来がんになる心配がある方は、この保障に入っておくと安心できます。

3疾病保障やその他の保障サービス

8疾病保障のほかに3疾病保障もあります。これはがん・脳卒中・急性心筋梗塞に対して保障がつくタイプです。高血圧・糖尿病・慢性心不全・肝硬変・慢性膵炎に対する保障はつきません。身内ががんや脳卒中、心筋梗塞を起こしやすい家系であるときは3疾病保障を選ぶといいでしょう。

もしも病気が完治したときは

ガンになりローン残高がゼロになり、その後病気が完治した場合はどうすればいいのでしょうか？再びローンの支払いをしなければならないのでしょうか？ご安心ください。一度ゼロになったローン残高が、再び復活することはありません。病気が完治してもローンは完済したものと同じです。

疾病保障の必要性について

疾病保障は、住宅ローンを組む際に必要だと思います。

30歳前後で住宅ローンを組む時は、将来の病気のことは先のこと過ぎて「本当に必要かな？」と思うこともありますが、40歳をすぎると、ガン・急性心筋梗塞・脳卒中、高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎になる確率、実際にこれらの病気になる人数が急激に増えます。

もし、40歳までに住宅ローンの返済がが完済するならそこまで重要度は高くありませんが、40歳以降もローンの返済を行うなら、全疾病保障があった方が安心です。

疾病保障付の住宅ローンにすることで、金利が年0.3%ほど上乗せされますが、住信SBIネット銀行は、全疾病保障を無料でつけることができます。

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住信SBIネット銀行の住宅ローンは、全疾病保障付で低金利！優遇金利に上乗せなしで全疾病保障に加入できます。

まとめ

住宅ローンの差別化のために、保障に重点を置いたものも登場しています。がんになる確率は、女性も男性もそれぞれ約2人に1人です。保障がとくに必要と思われる方、安心して生活したいと思っていつ方にはおすすめの住宅ローンです。